浄土三部経の一つ、『仏説無量寿経』の上巻にある讃歌。

 

はるかな昔に仏となられた阿弥陀さまは、すべての苦悩の人びとを救うため法蔵菩薩として現れ、師の世自在王仏のご説法とその光りかがやくお姿を讃え、みずからも智慧と慈悲にあふれた仏になりたいと願われました。

 

そして、すべての人びとをさとりの岸へわたすまでは、たとえ苦難の毒のなかに沈もうとも、決して後悔することはない、と誓われています。

 

(浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より抜粋)