新納骨堂 落慶・納骨法要

 

令和6年1月20日(土)・21日(日)の二日間にわたって、真光寺・新納骨堂の落慶・納骨法要をお勤めさせていただきました。

 

当日の住職挨拶とともに、新納骨堂の様子を御覧ください。

なお、まだ数に若干の余裕がございます。ご希望の方は真光寺までご相談ください。

 

 

 

このたびは、真光寺新納骨堂(誓願度;せいがんど)の落慶・納骨法要にご参詣くださいまして、ありがとうございます。

また、新納骨堂の建設に際しては、皆様方のひとかたならぬご理解とご協力をいただき、今日この日を迎えることができました。改めて深く御礼申し上げます。

 

 

 

振り返ってみますと、令和3年夏、裏山の地すべりにより旧第一納骨堂が被災し、解体を余儀なくされました。すぐにご遺骨を庫裡に避難し、それからご門徒の皆さまへのご説明、そして新納骨堂建設のご相談となりました。

自然災害とはいえ、解体の方向性が決まってからのご相談となってしまったこと、結果として、大きな金銭的ご負担をおかけしたこと、長きにわたりご遺骨に直接手を合わせることができなかったことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

被災から落慶まで、実に2年半近くの月日を要しました。その間、たいへんなご心配やご負担をおかけした分、そしてご理解をいただいた分、皆さまに喜んでいただける新納骨堂に必ずするんだ、という思いで取り組んで参りました。

幸い、その願いに応えてくださった建築士のタツ工房・野中様、建設工事を担っていただいた株式会社田中様、お荘厳と納骨壇を作り上げていただいた株式会社はせがわ美術工芸様の力をお借りすることができ、この素晴らしい納骨堂が完成いたしました。

 

 

皆さまが入ってこられる時まず目に入る「誓願度(せいがんど)」の扁額。

阿弥陀如来様が私たちを必ずお浄土に渡してくださるという、願いと誓いを立ててくださったことを表す言葉です。旧第一納骨堂に60年間掲げられていたものをきれいに化粧直し致しました。

従って、この納骨堂は引き続き「第一納骨堂(誓願度)」という呼称とさせていただきます。

 

 

また最初に目を引きます桜の絵は、毎年真光寺に咲き誇る桜をイメージし、北海道のメーカーさんに描きあげていただいたオリジナルのデザインです。

 

 

 

そしてご本尊、そしてその上に光っている欄間。これも旧第一納骨堂で60年間ご先祖方を見守り続けてくださったものをきれいに修復いたしました。

 

 

 

長くなりましたが、日の光がよく入る明るい納骨堂です。これからはどうか折に触れて足をお運びいただき、ゆっくりと手を合わせお念仏申していただければと思います。

本日はありがとうございました。