令和7年の除夜会ならびに、令和8年の修正会をお勤めしました。

今年は初めての試みとして、「荷おろ紙(におろし)」というものを取り入れました。
一年間、心に背負った荷を紙に書き、焚火にくべてから除夜の鐘を撞いてもらう、というものです。

 


もちろん浄土真宗のみ教えは、「仏さまに願う」のではなく、「仏さまの願いを聞く」のが本分です。ですから、次のような内容の法話を付け加えさせていただきました。

 

「紙を燃やす」ことは、悩みそのものを消す魔法ではありません。「仏さまにすべてお話しし、お預けした」ということです。私たちは明日から始まる日常で、また重い荷物と共に歩まねばなりません。

しかし阿弥陀さまは、「荷物をおろして、きれいになったらおいで」とはおっしゃいません。むしろ、「重たい荷物を背負ったまま、おろせずに立ち尽くしているあなたを、そのまま抱きとめる」と喚び続けてくださっています。

 

 

 

 

焚火は、和光会のご協力で火の粉ができるだけ飛ばないように工夫しました。簡単ではありますが、来られた方々に寺族で甘酒を振る舞いました。
例年通りの年越しでしたが、小さな工夫でいつもより温かみのある除夜にできたのではないかと思っています。

 

ご協力いただいた皆さま、お参りいただいた方々、誠にありがとうございました。
そして本年もよろしくお願い申し上げます。